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2020 / 09
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ピアノ指導者対象の「バッハ インヴェンション」のグループレッスンを二つ作りました。現在ほぼ月1間隔で自宅で行われています。
勉強したいピアノ指導者達が集い、活気あり和気藹々の場となっています。

このような形態でのグループレッスンは毎回ライブ感満載、私自身もレッスン中に様々なひらめきを頂ける特別な空間です。楽譜から何を読み取り、何を受け取るか、これはなかなか自力では難しいかもしれず、だからこそこのような勉強会を開催しています。

でも、机を並べて行う講座のような勉強会ではありません。両方のグループともピアノの周りに座ってもらい、自分の弾く番が次々と回ってきますので、立ったり座ったり忙しい二時間です(笑)
インヴェンションを題材に使って、一般的なピアノテクニックの話題にもなったり、毎度様々な展開が待ち受けています。

バッハの音楽はカンタービレであるということ、、、、インヴェンションにもカントがあるということを基本的に唱えていますが、カンタービレという単語の誤解も多少あるのだと思います。バロック音楽に「歌」がないわけではありません。でも、インヴェンションやシンフォニアを子供の頃に習った時はカントそのものが陰に隠れ、ポリフォニーのお勉強という感覚を植え付けられている人が実際多いです。カンタービレであり、VIVO(p.s. vivaceではないです)VIVO、イコール生きている音、ムージカがヴィーヴァであり、ヴィーヴォなテンポ感が存在していますね。



昨日は、自宅生徒達のバッハ会。テーマは7番、ホ短調です。


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そして、今回新たな試しみ。

もし弦楽器奏者がバッハインヴェンションを弾いたらどう弾く?」

ピアノ指導者は室内楽が必要不可欠ということはずっと繰り返していますが、室内楽の講座やレッスンを企画してきた中、今回は、ピアノ弾きを悩ますバッハ、バロックの魅力であるアーティキュレーションやフレージングなどなど、今までとちょっと違う発想と感覚で捉えてみよう!のアプローチ第一弾。インヴェンションを弦楽器奏者目線で解釈してもらいました。

持つべきものは弦楽器奏者の妹(笑)

チェロ脳で解釈するインヴェンションは私達ピアノ弾き、特にピアノ指導者に大いなるヒントを与えてくれるはず。
ということで、チェリストのマルモ・ササキ ← 詳しくはこちらをクリック! に打診すると喜んで引き受けてくれました。



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丁度一年前、チェリストと私の室内楽の挟み討ちレッスン(@ピアノとチェロデュオ)を実践しました。
チェリストの要望をも一緒に聴き、それを物理的にどうやってピアノで実現するかを同時進行で助言する3人型レッスンスタイル。
今回久し振りの姉妹タグ♫

彼女はベルリン国立歌劇場管弦楽団にて初アジア人の正団員兼フォアシュピーラーとして、ダニエル・バレンボイムと共に音楽をしてきて、音楽の捉え方がピアノ指導者にとっては新鮮で斬新な発言をよくします。何より姉妹=以心伝心で私の言いたいこともテレパシーで(笑)理解してくれます。


チェロは音の発生とその持続が視覚的にも良く分かり、楽器の大きさ的にも(視覚的にも聴覚的にも)最適で、なにしろ正面向かって座ってくれる有難いチェロ。このスタイルでバッハインヴェンションをみんなで勉強したのは新しい試しみでした。

ピアノは打鍵のスピードや握力など、様々な駆け引きで音作りしますが、弦楽器はどうなの?弓のスピード、プレス具合、左手は音程を作る以外にどういう基準と加減で弦を押さえているのか?ボウイングのチョイス、話しは尽きません。


パート分け練習で、細やかな音と音の距離によって生まれるバロック的カンタービレを体感してもらいました。


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緊張感と集中力によって普段聴いたことない音、普段見たことがないみんなのヴァイタリティー溢れる顔を垣間見ました(笑)

バッハの魅力は尽きないです。

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土日は中学生、高校生対象のレッスンもにぎわっています~
ではまた!チャオチャオ!




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ウララ

Author:ウララ
ピアニスト ウララ・ササキのブログです。
パドヴァ音楽教室のこと、音楽活動のこと、いろいろ。